北大路駅(地下鉄烏丸線) 徒歩18分
今回ご紹介するのは「ダナチョガ」で2年ぶりの再訪です。前回 訪れたときは、まだこのブログを始めていませんでしたが、「美味しいお店」として強く印象に残っていました。その記憶を確かめたく、早く再訪したかったものの、最寄り駅から距離があることもあり、なかなか足が向かずにいました。
今回は「京の冬の旅」非公開文化財特別公開(大徳寺)にあわせての訪問です。北大路駅からバスを利用したところ、ほとんど歩くことなくお店に到着でき、想像以上に楽でした。アクセスの工夫次第で、ぐっと訪れやすくなることを実感します。

お店は北山通に面し、堀川通との交差点からも近い、目立つロケーションにあります。ただ、外観からは何のお店なのかが分かりにくいのが少し残念な点です。このお店は、いわゆる他のインネパ店と同列で比較したくはないのですが、それでもネパールやインドの国旗を掲げるなど、もう少し分かりやすいアピールがあっても良いのでは、と思いました。

店内に入ると、机や椅子の配置はカスタマーファーストで、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。他のインネパ店でよく見かけるような装飾は一切なく、一見すると少し素っ気なく感じるかもしれません。しかし、このシンプルさこそが、他店との違いであり、オーナーが日本人であることが大きく関係しているのでしょう。
店主の松永さんはもともとネパール料理に魅了され、特に現在このお店で腕を振るっているネパール人シェフ、サルマさんの料理の腕に惚れ込み、「この味を日本に紹介したい」という情熱から二人三脚でお店を始めたそうです。

ダルバートは「ダルスープ」を基本に、「チキン」、「野菜」、「マトン」のいずれかのカレーを選ぶスタイルです。「マトン」でも他店のように大きな差額がないのはうれしいところ。さらに、追加料金でバスマティライスに変更できる配慮もあります。

提供されたプレートを改めて眺めると、副菜の種類が多く、食べる前から楽しみが膨らみます。「ダル」が「ダルカレー」ではなく、あえて「ダルスープ」をうたうお店は、京都ではほとんど見かけません。私の知る限りでは、地下鉄東西線・椥辻駅近くの「ポカラダイニング」くらいでしょうか。
オーナーが日本人であることと、「ダル」が「ダルスープ」であることには、何らかの関係があるのかもしれません。ネパールを訪れた経験のある日本人であれば、ダルバートには、あのさっぱりとしたダルスープがよく合うと感じるのではないでしょうか。もしかすると、ネパール人のコックさんにとってダルスープは家庭の味であり、食堂で出すのは少し気が引けるものなのかもしれない……と、ひそかに想像しています(確かめたわけではありませんが)。

2年ぶりの再訪でしたが、「美味しいお店」として記憶に残っていた印象に間違いはありませんでした。京都旅行の途中で立ち寄るにはややハードルがありますが、大徳寺や上賀茂神社を訪れる際には、バスを上手に使って、ぜひサルマさんのダルバートを味わってみてください。
| 項目 | 評価(満点5) |
| 味(ハーモニー) | ⭐⭐⭐⭐ |
| 雰囲気 | ⭐⭐⭐ |
| サービス | ⭐⭐⭐ |
| 値段(お得度) | ⭐⭐⭐⭐ |
| また来たいか | ⭐⭐⭐⭐⭐ |